美肌を目指す上で、スキンケアや食生活はもちろん大切ですが、ツボ押しも注目されています。
肌の健康を促進し、トラブルを改善する効果が期待できるツボが体にはいくつか存在します。
今回は、肌にいいとされる代表的なツボとその効果、押し方についてご紹介します。
1. 合谷(ごうこく)
合谷は、手の甲側、親指と人差し指の間にあるツボです。
血行を促進し、肌のくすみを改善する効果が期待できます。
また、合谷は全身のバランスを整えるツボでもあり、ストレスによる肌トラブルを軽減する働きもあります。
押し方
親指で合谷を押し、痛気持ちいい程度の強さで3秒押しては離すを繰り返します。1日に3~5回を目安に続けると、肌の調子が整いやすくなります。
2. 足三里(あしさんり)
足三里は、膝のお皿の外側から指4本分下にあるツボです。
胃腸の調子を整え、体全体の代謝を促進する効果があります。
消化機能が正常に働くことで、肌に必要な栄養が行き渡り、トラブルを未然に防ぐことができます。
押し方
片手の親指で足三里を押し、強めの圧をかけながらゆっくり回すようにマッサージします。
片足ずつ、3回ずつ行うのが理想的です。
3. 風池(ふうち)
風池は、後頭部の髪の生え際にあるツボで、血行を促進し、頭皮や顔の血流を良くする効果があります。
特に顔のくすみが気になる方には、このツボを押すことで血流が改善され、透明感のある肌を目指せます。
押し方
両手の親指を使い、後頭部の風池を強く押しながら、ゆっくりと上下に動かします。
1回5秒を目安に、10回ほど行うと効果的です。
他の4本の指は頭を支えてください。
ツボ押しのポイント
ツボ押しは、毎日少しずつ続けることが大切です。
無理に力を入れず、心地よいと感じる程度の強さで押すことがポイントです。
また、ツボ押しは血流を促進するので、入浴後やリラックスできる時間帯に行うとより効果が期待できます。
ツボ押しと併用したい生活習慣
ツボ押しだけでなく、以下のような生活習慣を取り入れると、さらに美肌効果がアップします。
- バランスの取れた食事:肌に必要な栄養素(ビタミンC、ビタミンE、コラーゲンなど)を含む食品を摂取することが重要です。
- 適度な運動:血行を促進し、肌の新陳代謝を活性化します。
- 十分な睡眠:肌の回復を助けるために、質の高い睡眠をとることが必要です。
まとめ
肌にいいツボを押すことで、外からだけでなく、内側からも美肌を目指すことができます。
便秘やストレス、血行不良などが原因で肌トラブルを抱えている方には、ぜひ日常生活にツボ押しを取り入れてみてください。
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