「小顔矯正って、やっぱり痛いのかな?」「痛いほうが効くって聞いたけど…」
小顔を目指す方が抱えるこの不安、とてもよくわかります。顔まわりはデリケートな部分ですから、強い刺激に抵抗を感じるのは自然なことです。まずはその不安を、ここでそっと置いていきましょう。
美容温熱整体鍼ミオラス(もりいち鍼灸接骨院 併設)では、痛みを我慢しない、心地よい小顔矯正を大切にしています。実際のメニューやお客様の声は公式サイトにまとめてありますので、ぜひご覧ください。
なぜ「小顔矯正は痛そう」というイメージが広がるの?
顔には血管や神経が密集しており、強い圧力がかかると刺激を感じやすい場所です。さらに「骨を動かす」という言葉のイメージから、「ゴリゴリ押される=痛い=効く」と想像されがちです。
ですが、「痛み=効果」ではありません。
むしろ、強すぎる圧は炎症や内出血、神経への刺激を引き起こすリスクになりかねません。私たちの現場感覚としては、心地よい圧で筋肉・筋膜・リンパの流れを整えるほうが、継続しやすく、結果として見た目の変化も安定しやすいと考えています。
科学的な視点:小顔矯正で期待できることと限界
美容整骨や小顔矯正について語られる内容と、科学的な研究結果の間にはギャップがあるのも事実です。ここで、現時点でわかっていることを正直にお伝えします。
1. 骨格は短時間で動かせるのか?
「骨が動いて顔が小さくなる」という謳い文句をよく聞きますが、これは少し現実的ではありません。
成人の顔面骨は一生かけて少しずつ変化(リモデリング)を続けますが、これは非常にゆっくりとした生体プロセスです。残念ながら、短時間の手技で顔の骨格を永続的に劇的に変える科学的根拠は乏しいのが現状です。
2. エラ張りや顔の大きさへのアプローチ
食いしばり、姿勢の癖、ストレスなどで、エラ周りやこめかみ周辺の咀嚼筋がこわばっていると、顔が大きく見えやすくなります。
この場合、やさしい手技で筋肉の緊張をゆるめることで、「すっきりした」「顔が小さく見える」と感じる方は多いです。ただし、研究報告では、このような手技による効果の大きさは小~中程度で個人差が大きいとされています。
また、顎関節の不調(TMD)に対しての手技や運動療法については、まだ質の高い研究データが十分ではないという報告もあります。
3. むくみへのリンパケアは理にかなっている
「むくみ(浮腫)」が顔の張りの主な原因であれば、負荷の軽いリンパ手技は非常に合理的です。
実際、医療分野では、親知らず抜歯後の顔の腫れや痛みに対して、MLD(手技的リンパドレナージ)が有効だったとする研究も出ています。
これは「術後の腫れ」を対象にしたものですが、一般的な美容施術においても、むくみケアとして軽くリンパの流れを促す手技が有効なヒントを与えてくれます。
小顔矯正を受けてはいけないケース・注意点
安全な施術を受けていただくために、いくつかの禁忌事項と注意事項があります。
リンパ系へのアプローチは、急性の心不全が悪化している時や、深部静脈血栓(DVT)、急性の感染症、重い循環器疾患などがある場合は、一般的に禁忌または要注意とされています。
体調や持病について不安がある方は、必ず事前に森下にご相談ください。
施術を長持ちさせるためのセルフケア
小顔矯正の効果を持続させるには、日々のセルフケアが不可欠です。
- 優しく撫でる:強く押さず、耳の下から首、鎖骨へと老廃物を「撫で流す」イメージで行いましょう。
- 食いしばり対策:上下の歯を離し、舌先を上あごに軽く触れさせて、顎周りの緊張を緩める習慣をつけましょう。
- 表情筋を意識的に動かす:ほほや口角の上げ下げなど、やさしく表情筋を動かして血行を促します。
- 生活の土台を整える:質の良い睡眠、十分な水分補給、塩分・姿勢への配慮で、体の巡りの土台を整えましょう。
おわりに
「痛いのは怖い」「でも、顔をスッキリさせたい」
その気持ちに寄り添い、あなたのペースで「整える」のがミオラスの小顔矯正です。まずは、あなたが抱えている不安や、理想のご希望をぜひお聞かせください。