ダイエットに成功したと思ったのに、気づけば体重が元に戻っていた――。
そんな「リバウンド」を経験した方は多いのではないでしょうか。
実は、リバウンドには明確な“原因”があります。
この記事では、リバウンドが起こるメカニズムとその防ぎ方、
そして最後に、当院・森下院長が実践した「ある工夫」についても簡単にご紹介します。
なぜリバウンドするのか?3つの主な原因
① 極端な食事制限
リバウンドの最大の原因は、「急激に体重を落とす」ことです。
短期間で体重を減らすと、身体は“飢餓状態”と判断し、エネルギーをなるべく使わないモードに切り替わります。
その結果、基礎代謝(何もしなくても消費されるエネルギー)が落ち、
同じ食事量でも太りやすくなる状態に。
いわゆる「痩せにくく太りやすい体」が出来上がってしまうのです。
② 筋肉量の低下
過度なカロリー制限や有酸素運動のみのダイエットでは、筋肉も一緒に減ってしまいます。
筋肉はエネルギーを多く消費する「代謝のエンジン」。これが減ることで、消費カロリーが大きく落ち込みます。
その状態でダイエットを終えると、体重が戻るだけでなく、以前よりもリバウンドしやすくなるという悪循環に陥るのです。
③ 精神的ストレスとホメオスタシス
人の身体は「現状維持」する力=ホメオスタシスを持っています。
体重が急に落ちると「元に戻そう」と脳が反応し、
空腹感を強めたり、脂肪を溜め込むホルモンを出したりします。
加えて、ダイエット中の我慢が多いと、反動でドカ食いや暴食を引き起こすケースも。
この“ストレスの爆発”こそが、リバウンドの直接的な引き金になります。
リバウンドを防ぐための5つのコツ
1. ゆっくり減らす(1ヶ月−2kg以内)
体は急激な変化に弱いため、減量のペースは「月に体重の3%以内」が理想。
体重60kgの人なら、月−1.8kgを目安にしましょう。
2. 筋肉を減らさないことを意識する
週に2回程度の軽い筋トレ(自重トレーニングやゴムバンドでもOK)と、
体重×1.2g程度のたんぱく質摂取が鍵になります。
例)体重60kgなら、約72g/日が目安です。
3. よく噛んで食べる
「よく噛む」ことは、満腹中枢を刺激して食べ過ぎを防ぐだけでなく、
自律神経を整え、ストレス食いの抑制にも効果があります。
4. 生活習慣(睡眠・腸内環境)を整える
睡眠時間が6時間を下回ると、食欲ホルモン(グレリン)が増加し、
ダイエットの妨げになります。
また、腸内環境を整えることで、便通の改善や代謝の活性化も期待できます。
5. 数字ではなく「調子」に目を向ける
体重は水分やホルモンの影響で日々変動します。
毎日一喜一憂するのではなく、
「体が軽い」「寝起きが良い」「疲れにくい」などの“体感”を大切にしましょう。
森下院長の実践:「有酸素食事法」というアプローチ
当院「美容温熱整体鍼ミオラス」院長の森下は、
自身のダイエット経験の中でリバウンドを繰り返した末に、ある工夫を取り入れました。
それが「有酸素食事法」というアプローチです。
こちらを取り入れてから、元々120kgほどあった体重が100kgを切り、見た目もかなり変わりました。
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おわりに(リバウンドを“卒業”するために)
リバウンドは、気合いや根性の問題ではありません。
“太りやすいサイクル”に気づき、“戻らない生活習慣”に切り替えることが大切です。
鳥取市美容温熱整体鍼ミオラスでは、体の外側だけでなく、内側から整える視点でサポートを行っています。
もし「これからこそ成功させたい」と思っている方がいれば、ぜひ一度ご相談ください。
無理なく、気持ちよく、そして長く続くダイエットへ。